産経WEST

ドリフト走行会事故、安全対策、主催者任せ 公道ならともかく「私有地内は規制が入る余地なし」

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


ドリフト走行会事故、安全対策、主催者任せ 公道ならともかく「私有地内は規制が入る余地なし」

 カーブで車のタイヤを滑らせながら高速で走る「ドリフト」を披露する走行会は、迫力のあるモータースポーツ感覚で人気を集める一方、観客への安全対策の基準はない。12日に事故が起きた佐賀市の走行会も佐賀県警は開催を把握しておらず、対策は主催者の一存で決められていた。

 会場となったスキー場駐車場では観覧席は特に設けられず、観客はコースに近寄って見ることができた。コースとその外側を区別する花壇は配置されていたが、事故を起こした車は花壇にぶつかる形で観客に突っ込んだ。

 県警交通規制課は「ドリフトは車の機能を超えた危険な運転。公道上なら絶対に許可は出せないが、私有地で行われた場合は規制が入る余地がない」と話す。

 宮崎県でドリフト走行会を主催したことがある会社社長の男性(40)は「コースと近いほど見応えがあり、観客に近寄らないよう呼び掛けても守られないケースもある」と明かす。

「産経WEST」のランキング