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【衝撃事件の核心】イレブンスリー暴走車両ゼロ、今年は警察が完封 それでも「何となく」集まるやじ馬

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【衝撃事件の核心】
イレブンスリー暴走車両ゼロ、今年は警察が完封 それでも「何となく」集まるやじ馬

国道26号線を規制する警察官と迂回する自動車 。恒例のイレブンスリー暴走は今回、大阪府警が暴走車両をゼロに抑える「完封勝利」を挙げたが…=11月2日夜、大阪府岸和田市(志儀駒貴撮影) 国道26号線を規制する警察官と迂回する自動車 。恒例のイレブンスリー暴走は今回、大阪府警が暴走車両をゼロに抑える「完封勝利」を挙げたが…=11月2日夜、大阪府岸和田市(志儀駒貴撮影)

 「昨年は人が少なくて失敗したが、今年こそ女の子をナンパしたい」。こんな〝不純〟な動機を持っていたのは岸和田市内の20代の男性会社員。閑散とした側道を見るとがっくり肩を落とし、とぼとぼと帰路についた。

岸和田に暴走族なし

 イレブンスリー暴走は、10年ほど前からツイッターをはじめとしたソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて有名になり、各地から見物人が集まるようになった。

 ギャラリーが暴走車両を呼び、さらにギャラリーを呼ぶという悪循環が生じ、27年にはバイクなど約50台が集結。期待族も約2500人という一大イベントになってしまった。

 こうした状況を打開しようと、府警は昨年初めて約930人の警察官を投入し、総合体育館前交差点を中心に、暴走の舞台となる国道26号を南北約2キロにわたって通行止めにした。その甲斐あって、車両は20台に抑えられ、見物人も約370人と大幅に減った。

 以上がイレブンスリー暴走をめぐる経過だが、そもそもなぜ、岸和田市内で行われるようになったのか。

 由来は(1)死亡した暴走族メンバーの命日の追悼集会(2)近隣の堺市で結成された暴走族「イレブンスリー連合」の名前にちなむ-など諸説あるが、真相は定かではない。インターネット上には、和歌山県が発祥で、国道26号を北上する形で岸和田市内まで波及したとする説もある。

 ここで重要なのは「岸和田では現在、暴走族グループの存在は確認されていない」(捜査関係者)ということだ。イレブンスリーで暴走するのは「岸和田以外から集まった少年らが大半だ」という。

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