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金塊206キロ密輸初公判、青森の男が共謀一部否認 「受け取り役や通訳、陸揚げ後の運搬役担っていた」佐賀地裁

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金塊206キロ密輸初公判、青森の男が共謀一部否認 「受け取り役や通訳、陸揚げ後の運搬役担っていた」佐賀地裁

 佐賀県唐津市の港に金塊約206キロ(約9億3千万円相当)を密輸したとして、関税法違反(無許可輸入)などの罪に問われた無職、山崎聡被告(42)=青森県むつ市=ら男4人の初公判が10日、佐賀地裁(吉井広幸裁判官)で開かれた。山崎被告は起訴内容を認めつつ、共謀について一部否認した。会社員、木下憲一被告(65)は否認、他2人は認めた。

 事件では今回の4人の他2人と、中国人3人の計9人が起訴され、別々に審理が進んでいる。山崎被告の父で日本側の首謀者とされる竹助被告(66)は起訴内容を否認。中国人3人はいずれも認めている。船長とされる斎藤靖昭被告(50)は12月に初公判が開かれる。

 検察側はこの日の冒頭陳述で、山崎被告らが事件前の3月下旬と4月中旬にも同様の方法で金塊を密輸したと指摘。「金塊の受け取り役や通訳、陸揚げ後の運搬役などを担っていた」とした。

 起訴状によると、山崎被告らは共謀し5月、東シナ海の公海上で、国籍不明の船から金塊約206キロを被告らの船に積み替え、唐津市の港に無許可で陸揚げしたとしている。

 中国側の首謀者とされる男は事件直後に中国へ逃亡し、佐賀県警が行方を追っている。

 公判は午後に検察側が求刑し、弁護側の最終弁論を経て結審する予定。

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