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【エンタメよもやま話】AIどころか…あの投資銀行「人類は映画マトリックス級VR仮想世界に住んでる…確率50%」驚愕リポート、嘘か真実か欧米騒然

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【エンタメよもやま話】
AIどころか…あの投資銀行「人類は映画マトリックス級VR仮想世界に住んでる…確率50%」驚愕リポート、嘘か真実か欧米騒然

「われわれはマトリックスの世界に住んでいるのか? (そのことについて)科学者たちは、われわれの世界がコンピューターによるシミュレーションであるという理論を打ち破った」という見出しの米経済系ニュースサイト、インターナショナル・ビジネス・タイムズ(IBT)の英国版10月3日付 「われわれはマトリックスの世界に住んでいるのか? (そのことについて)科学者たちは、われわれの世界がコンピューターによるシミュレーションであるという理論を打ち破った」という見出しの米経済系ニュースサイト、インターナショナル・ビジネス・タイムズ(IBT)の英国版10月3日付

 さて、今週ご紹介するエンターテインメントは、久々となるIT(情報技術)産業&SFに関するお話でございます。

 いまから18年前の1999年、米ハリウッドの超名作SFシリーズ「マトリックス」3部作の第1作目が公開されました。

 われわれの住む世界は現実ではなく、実はコンピューターが作り出した“仮想現実”だったという物語は、公開時期がちょうど世界的にインターネットが爆発的に普及し始める頃でもあったため、大きな注目を集めると共に論争も呼びました。

 一部のめざとい人々は“この映画のように、人間は将来、限りなくネットと一体化してバーチャルな体験をすることになるだろう”と訴えましたが、ほとんどの人は“こんなん映画の話やん”と意に介しませんでした。

 だがしかし。われわれの住む世界は少しずつ、そして着実にこの映画が描いた驚愕(きょうがく)の世界に向けて、変貌(へんぼう)を遂げているようなのです…。

 というわけで、今週の本コラムでは、昨今、欧米で物議を醸す俄(にわか)には信じがたい、とある論争について、詳しくご説明いたします。

    ◇   ◇

■フェイクニュースではありません…

 見出しを読んでコケそうになりました。

 「われわれはマトリックスの世界に住んでいるのか? (そのことについて)科学者たちは、われわれの世界がコンピューターによるシミュレーションであるという理論を打ち破った」

 10月3日付の米経済系ニュースサイト、インターナショナル・ビジネス・タイムズ(IBT)の英国版です。

 多くのみなさんが“そんなこと、いちいち言われんでも分かっとるわ”“何を研究しとんねんヒマ人か”と思ったに違いありません。記者もそうでした。ところが、この記事について調べてさらにコケそうになりました。実は、こんな記事がでるのには大きな理由があったのです。

 そもそもの発端は、昨年の9月6日に発表された、とあるリポートです。そのリポートにはこう書かれていました。

 「われわれの住む世界は、(映画)マトリックスのようなヴァーチャル・リアリティー(仮想現実)で、われわれが経験することの全てはコンピューターによるシミュレーションであるという確率は20%から50%である

 “頭おかしいんかいな”と思った人、多数だと思います。ちなみにこのリポート、どこぞのインチキ広告代理店やポンコツシンクタンクが受け狙いでリリースしたものではありません。米の大手投資銀行バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチが投資家向けに配ったリポートに書かれていたのです。

あの「テスラ」社イーロン・マスク氏や欧米の著名学者の発言…

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