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【理研が語る】細胞の秘密を探す旅…理研ライフサイエンス基盤技術研究センター・清末優子

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【理研が語る】
細胞の秘密を探す旅…理研ライフサイエンス基盤技術研究センター・清末優子

1秒間に200枚以上の断層画像を撮影できる「格子光シート顕微鏡」で撮影した分裂細胞の三次元像 1秒間に200枚以上の断層画像を撮影できる「格子光シート顕微鏡」で撮影した分裂細胞の三次元像

 長年待ち望んだ細胞の三次元映像に感激すると同時に、今度は、得られた複雑なデータを解析する方法がない事実に直面した。データの意味を解読しなければ、細胞が何をしようとしているのか理解することができないのだ。そこでコンピューター科学の専門家の協力を得て、見ただけでは判別できない情報を読み解くことにも成功した。

 研究は、新たな出会いによって、次々と壁を越えていくことにも大きな喜びがある。格子光シート顕微鏡という強力な武器を手に、また新たにチャレンジしていくことが楽しみである。

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 清末優子(きよすえ・ゆうこ)理研ライフサイエンス基盤技術研究センター(CLST)細胞動態解析ユニット・ユニットリーダー。大阪大学大学院修了・博士(理学)。ERATO「月田細胞軸プロジェクト」でGFPのライブイメージング(生きた細胞や組織の観察)に出会って以来、細胞や分子の動きを追いながら隠された生命の神秘を探っている。

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