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【衝撃事件の核心】「僕の心は全く変わっていない」研究者男女、しつこい復縁要求、「貸した金返せ」…ドロ沼訴訟の顛末

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【衝撃事件の核心】
「僕の心は全く変わっていない」研究者男女、しつこい復縁要求、「貸した金返せ」…ドロ沼訴訟の顛末

出会いは約10年前。同じ大学で教授を務める男性と講師の女性が深い仲になったが、後に男性が既婚者と判明する。女性から別れを告げた後も、男性からたびたび復縁を求められ、「貸した金を返せ」と大量のメールが届くように。女性は精神的苦痛を受けたとして訴訟を提起したが… 出会いは約10年前。同じ大学で教授を務める男性と講師の女性が深い仲になったが、後に男性が既婚者と判明する。女性から別れを告げた後も、男性からたびたび復縁を求められ、「貸した金を返せ」と大量のメールが届くように。女性は精神的苦痛を受けたとして訴訟を提起したが…

 訴訟でB男さん側は真っ向から反論した。

 結婚詐欺とされた点は「結婚していない、と偽ったことはない。実際に妻と離婚協議をしていた」と主張。メールについても「素直な気持ちを吐露したにすぎない」とストーカー行為を否定。関係者に手紙を送ったのも名誉毀損やプライバシーの侵害には当たらないとした。

 さらにB男さんは、交際中、返済期限を定めずにお金230万円を貸したが50万円しか返してもらえなかったとして、残金180万円の返還を求める訴えを起こした。

 これについて、A子さんは「私が自分で買ったものについて、プレゼントとするために後でB男さんがお金を払ってくれた」とし、「返還する約束はなかった」と反論した。

判決は、けんか両成敗?

 迎えた判決。

 裁判所はまずB男さんの行為について、結婚詐欺には当たらないと判断した。

 判決では、2人の約5年半という交際期間の長さを重視。A子さんがそこまでの長期間にわたって結婚できると信じ込んで交際していたとは「にわかに考え難い」とした上で、「(B男さんに)道義的に責められる部分があったとしても、結婚詐欺としての違法性があったとまではいえない」と結論づけた。

 さらに、何度もメールを送信したことには「相手の心情を無視し、社会的に相当な範囲を逸脱している」と指摘。講義に知人を出席させたことも「(A子さんの)職業生活の平穏を害した」として、ストーカー行為だと認定した。また、関係者への手紙も「不貞関係を暗に示唆するもので、名誉・信用を毀損し、プライバシーを侵害するもの」と判断した。

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