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和歌山・大雲取越土砂崩れ 苔むした石畳も埋没・流出、迂回ルート設置で熊野古道踏破は可能になったが…

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和歌山・大雲取越土砂崩れ 苔むした石畳も埋没・流出、迂回ルート設置で熊野古道踏破は可能になったが…

台風21号で石畳も流出するなどした熊野古道の大雲取越=和歌山県那智勝浦町 台風21号で石畳も流出するなどした熊野古道の大雲取越=和歌山県那智勝浦町

 台風21号の影響で、和歌山の熊野古道中辺路・大雲取越の一部区間が土砂崩れで通行止めとなり、苔むした美しい石畳も埋没するなどしている。現在、林道を迂回路とする措置が取られているが、復旧の具体的な進展はまだ先だ。(中村宏二)

 大雲取越は、同県那智勝浦町の熊野那智大社と新宮市熊野川町の小口とを結ぶ、熊野古道のなかでもアップダウンの激しいルート。このうち、台風21号による被害が出たのは那智勝浦町の地蔵茶屋跡~石倉峠間で、先月23日、地蔵茶屋跡から約200メートルの地点で土砂崩れによる大量の倒木などが見つかった。

 現場は、急坂の石畳も埋没・流出し、かなりの数の倒木が古道をふさいでいる状況。同町が設置した迂回路を示す看板の先には林道が続く。通常ルートで20分かかるところ、約1時間の所要時間となっているが、この迂回路の設定で大雲取越ルート自体は踏破が可能になった。

 迂回路開設後も多くの外国人のグループなどが大雲取越を踏破している。地蔵茶屋跡のあずまやで休憩していた、アイルランドから訪日したという男女が所持していたルートマップには、通行止めの箇所にしっかりと「×」が書き入れられていた。

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