産経WEST

【連続青酸死判決】「死刑と言われたら喜んで死んでいく」公判で語った〝後妻業の女〟…供述はころころ変遷

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【連続青酸死判決】
「死刑と言われたら喜んで死んでいく」公判で語った〝後妻業の女〟…供述はころころ変遷

判決を聞く筧千佐子被告(イラストと構成・田村角) 判決を聞く筧千佐子被告(イラストと構成・田村角)

 次々と高齢者の遺産を狙う女性を主人公にした小説から「後妻業の女」とも呼ばれた被告は、死刑を言い渡された瞬間も顔色を変えなかった。夫や内縁男性ら4人に対する殺人罪などに問われ、7日に京都地裁(中川綾子裁判長)で死刑判決を受けた筧(かけひ)千佐子被告(70)。逮捕前には「疑われるのは当然やのにそんなことしますか?」ときっぱり犯行を否定したが、公判では「私があやめた」「殺したイメージがわかない」などと相反する供述を繰り返しており、裁判員らの判断が注目されていた。

その瞬間…嗚咽もらした遺族 被告は表情変えず

 「被告人を死刑に処する」。裁判長の言葉が法廷に響くと、傍聴席の遺族らは手で顔を覆って嗚咽(おえつ)をもらし、「よかった」とつぶやいた。半面、極刑を言い渡された筧被告は表情を変えることはなかった。

 傍聴を希望する500人以上の長い列ができたこの日の京都地裁。午前10時半すぎ、最も大きな101号法廷に、筧被告は黒いセーターとグレーの膝丈のズボン姿で一礼して入った。

 耳が聞こえにくいためヘッドホンを装着。「聞こえますか」と中川裁判長が尋ねるとうなずいたが、「主文後回し」という声には「ちょっと聞こえにくいです」と発言した。その後、筧被告は椅子に座って判決理由の朗読に聞き入ったが、表情こそ変わらないものの、膝をさすったり足を動かしたりするなど落ち着かない様子も見せた。

続きを読む

このニュースの写真

  • 「死刑と言われたら喜んで死んでいく」公判で語った〝後妻業の女〟…供述はころころ変遷
  • 「死刑と言われたら喜んで死んでいく」公判で語った〝後妻業の女〟…供述はころころ変遷

「産経WEST」のランキング