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【ドラフト】不作だった即戦力 「清宮世代」に高まる期待-記者コラム

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【ドラフト】
不作だった即戦力 「清宮世代」に高まる期待-記者コラム

阪神に1位指名され、意気込みを書いた色紙を手にガッツポーズする仙台大・馬場皐輔投手=26日午後、宮城県柴田町 阪神に1位指名され、意気込みを書いた色紙を手にガッツポーズする仙台大・馬場皐輔投手=26日午後、宮城県柴田町

 今年のプロ野球・ドラフト会議は前評判通り、清宮(早実高)には7球団もの指名が集中した。倍率が高くなるほど、くじに外れた球団は次の戦略を迫られる。2回目の入札でも、安田(履正社高)と村上(九州学院高)の高校生2人に3球団が競合。抽選のドラマが相次ぐドラフトになった。

 高校生に人気が集まったのは、裏を返せば、大学生・社会人の即戦力が不足していたことを物語る。在阪球団のスカウトの一人は「とくに即戦力の野手が少なかった。ならば、競合覚悟で将来性ある高校生の野手に指名が集まるのではないか」と分析していた。

 今回のドラフトでは清宮をはじめ5人の高校生が1位指名を受けた。今後、プロでもライバル関係を続けていくことで、「清宮世代」と呼ばれるであろう選手たちだ。高校生のスター選手が注目されたドラフトといえば、大谷(日本ハム)や藤浪(阪神)がいた5年前を想起する。プロ野球が変わらぬ人気を保っていくためにも、「大谷世代」の背中を追っていく「清宮世代」の未来に期待が高まる。

        (丸山和郎)

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