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【鹿間孝一のなにわ逍遙】ハロウィーンをもっと盛り上げるには

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【鹿間孝一のなにわ逍遙】
ハロウィーンをもっと盛り上げるには

ハロウィーンの仮装をして、満開の「うめきたガーデン」の花畑で記念撮影 ハロウィーンの仮装をして、満開の「うめきたガーデン」の花畑で記念撮影

 台風21号が来る前の天気のいい日だったが、近くの公園で若い女性が集まって、仮装させたペットの犬の写真を撮っていた。

 1匹は頭上の輪と白い羽をつけて天使の姿に、もう1匹は黒い羽で悪魔のコスチュームである。

 そうか、ハロウィーンが近いからか、と気づいた。

 きっと写真を加工して、インスタグラムに投稿し、友達に見せるのだろう。

     ◇

 で、思い出したが、数年前、夜遅くに地下鉄御堂筋線で帰宅途中、心斎橋駅から仮装した若者たちがどっと乗り込んできて、ギョッとしたことがある。

 顔にもペイントをして、可愛らしい衣装の女の子もいが、おどろおどろしい悪魔だったり、ドラキュラだったり、ゾンビだったり…。そろいの囚人服を着込んだグループもいた。

 当時はミナミのアメリカ村がハロウィーン・パーティーの聖地だったようだが、今ではあちらこちらでイベントが催されている。きっと、この週末は街に仮装があふれ、若者たちが大騒ぎするに違いない。

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 ハロウィーンはヨーロッパの古代ケルト人のお祭りが起源とされる。10月31日が夏の終わりで、死者の霊が家族を訪ねてくるが、その中に悪霊がまじって、人間に取り憑くと信じられていた。

 そのため人間であることがわからないように、悪魔や魔女、ゾンビ、コウモリなどに扮したとされる。

 カボチャをくりぬいて、目・鼻・口を切り抜き、ローソクを灯す「ジャック・オー・ランタン」も、悪霊を怖がらせて追い払うためのものである。

 玄関にランタンを置いた家を、子供たちが「トリック・オア・トリート(ごちそうか、いたずらか)」と唱えながら訪ねると、お菓子がもらえる。

 日本では1990年代に東京ディズニーランドで始められたイベントがきっかけらしいが、あっという間に広まった。

 お菓子業界などが便乗したハロウィーン商戦が拍車をかけて、クリスマスやバレンタインデーと並ぶ年中行事になった。

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 子供のころ、北海道で、お盆だったか、七夕だったか、「ろうそくもらい」という行事があった。

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