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【軍事ワールド】軍事情報盗まれ放題…韓国の“脱北者頼み”の諜報戦の行方

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【軍事ワールド】
軍事情報盗まれ放題…韓国の“脱北者頼み”の諜報戦の行方

 脱北者をまるで勲章のように見せびらかさなければ、韓国に忠誠を尽くすスパイや工作員として養成し、北朝鮮に再潜入させるといった方法もありえるのだ。

ヒューミント

 今年5月、在韓米軍が「ヒューミント部隊」の創設を準備していることを東亜日報や中央日報(いずれも電子版)が報じた。ヒューミントとは人による情報収集・分析活動、つまりスパイのことだ。現地メディアによると、従来、在韓米軍は北朝鮮関連の情報収集に偵察衛星や偵察機による画像や通信情報の収集を行ってきたが、ヒューミントについては韓国の情報当局が収集した情報に依存してきたという。

 新部隊の創設は、もうヒューミント情報の収集を韓国に任せてはおけない、という米国の意志表示ととれる。北の核実験やミサイル発射、あるいは要人の死去や人事において、韓国が事前に何か情報を得ていたことがあったかを振り返れば、米軍の措置も当然か。

 核の脅威を振りかざす北朝鮮に浸透するスパイを養成するのなら、同じ言葉をしゃべり、同じ文化と歴史を持ち、同じ人種の国である韓国こそが適任なのだが…。

 そもそも作戦計画5015の実施にあたり最大のネックは、金委員長の居場所を特定できないことにある。いざ金委員長と政権幹部を空爆しようにも“現在”の居場所がわからなければ攻撃のしようがない。偵察衛星では“影武者”を見抜けないのだ。

 米軍は11年に国際テロ組織アルカーイダ指導者のウサマ・ビンラーディン容疑者のアジトを強襲する際も、ヒューミント情報を決め手としている。

 「対北」における人材についても、米国の市民権を得るため米軍に入隊する韓国移民は珍しくない。北朝鮮に対する諜報活動は、米国主導でようやく“戦力化”できそうだ。

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