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【軍事ワールド】軍事情報盗まれ放題…韓国の“脱北者頼み”の諜報戦の行方

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軍事情報盗まれ放題…韓国の“脱北者頼み”の諜報戦の行方

 東西ドイツ統一後に旧東側の関係者らの証言で事件の詳細が明らかになったが、東ドイツのスパイ組織である国家保安省「シュタージ」の幹部(スパイマスター)は当時、要職について西ドイツの重要情報を送り続けるギョームを高く評価していたものの、さすがに首相秘書になると危機感を抱いたという。

 SPDは東ドイツに融和的で、その中枢に東ドイツのスパイがいることが明るみに出るデメリットは、スパイがもたらす情報などのメリットを吹き飛ばしかねない“爆弾”だからだ。とはいえ、そうした心配を抱かなければならないほどギョームは成功した。

 15年にわたって現在進行形の重要機密を流し続けたギョームはスパイとして超一流なのはもちろん、首相秘書として一国の政策に影響を与えられる地位を得ており、工作員としても頭抜けていた。

 国内対策

 翻って韓国では、北朝鮮の核・ミサイル開発など軍事的脅威を目前にしながらも、こうした「生きたスパイ」を養成しようという動きがない。

 大物の脱北者が来れば、国内政治工作のため自分たちの手柄のように大々的に報じる。しかし軍事的にベターな方法は、脱北を一切報じないことだ。これなら北朝鮮側にとっては、脱北者は生死不明のため、その行方はわからず(中国など第三国かもしれない)、韓国がどれだけ北の情報を握ったのかも確定できない。

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