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【台風21号】大阪、和歌山など避難指示 風で転倒、けが人相次ぐ

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【台風21号】
大阪、和歌山など避難指示 風で転倒、けが人相次ぐ

浸水した住宅から救助される男性 =23日午前0時46分、堺市堺区(永田直也撮影) 浸水した住宅から救助される男性 =23日午前0時46分、堺市堺区(永田直也撮影)

 台風21号の接近に伴い、大阪など近畿、中四国の一部の自治体で22日、川の氾濫や土砂崩れなどの恐れがある地域の住民に対し避難指示が出た。国土交通省近畿地方整備局によると、22日深夜、奈良県三郷町内で大和川が氾濫した。流域の堺市堺区では家屋などが浸水し、消防隊員がボートで住民らを避難させた。

 京都、奈良両県によると、京都府宇治市の男性(87)と奈良県生駒市の男性(67)が、それぞれ強風にあおられて転倒し、頭などに軽いけが。

 和歌山市では女性2人が転倒したり、道路冠水で体が冷えたりして救急搬送された。高知県土佐市では職場からバイクで帰宅途中だった女性(72)が転び、頭や首を打って軽傷を負った。

 避難指示が出たのは、滋賀、京都、大阪、奈良、和歌山、山口、徳島、香川の各府県の一部。

 また、JR西日本は22日夕、台風の接近で風の強さが基準を超えたとして、東海道・山陽線の米原-姫路間の上下線で運転を見合わせた。

 大阪市営地下鉄も同日、大阪、堺両市を流れる大和川が氾濫する危険があるとして、御堂筋線など一部区間の終電を繰り上げて運行した。

 奈良県橿原市の近鉄南大阪線の橿原神宮西口-橿原神宮前間では同日午後、線路脇の斜面が崩れ、線路に土砂が流入しているのが見つかった。

 大阪府泉南、阪南両市の境にある南海本線が通る橋でも線路にゆがみが見つかり、川の増水で橋の土台付近が損傷した可能性がある。

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