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【衆院選】兵庫11区 旧民主同士“仁義なき戦い” かつては酒酌み交わした仲、連合支援“股裂き”で複雑な戦い

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【衆院選】
兵庫11区 旧民主同士“仁義なき戦い” かつては酒酌み交わした仲、連合支援“股裂き”で複雑な戦い

政界激変対決の構図(兵庫11区) 政界激変対決の構図(兵庫11区)

 22日に投開票を迎える衆院選で、旧民主党時代の同僚同士が激しい戦いを繰り広げている選挙区がある。旧民主政権で外相を務めながら自民党に移って立候補した前職、松本剛明氏(58)と、希望の党に移り、大阪19区(泉佐野市など)から国替えした元職、長安豊(たかし)氏(49)が対決する兵庫11区(姫路市)だ。2人はかつて国対委員として苦楽をともにし、酒も酌み交わした旧知の間柄。民進の支持母体だった連合も長安氏の「支持」を決定しながら、一部が松本氏の支援に回るなど、複雑な戦いとなっている。

大阪から国替え、「秀吉の“墨俣一夜城”」

 「二大政党制実現のため、大阪からの出馬を断念した。姫路を第二のふるさととして身を粉にして働く」。長安氏はJR姫路駅前で市民らにこう訴えたが、通りかかった20代の男性会社員は「国を良くしてくれる政党かどうかを見極めて投票するつもりだが、なじみの薄い候補者には正直、思い入れが持ちにくい」と胸の内を明かした。

 兵庫11区から出馬することを知ったのは今月1日夜。スーツやネクタイなど最低限の荷物を携え、翌日には自ら車を運転して姫路入りした。「(豊臣秀吉が一夜にして築いたとされる)墨俣(すのまた)一夜城みたいなもの」と慌ただしさを自嘲気味に語る長安氏。地元企業の労組集会に参加するなどして無党派層や政権批判票の掘り起こしに奔走する。

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