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【福井・池田中2自殺】ネチネチと度を超した指導の副担任、放置した担任、職責果たさぬ校長ら…報告書全文版「学校対応に問題あった」

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【福井・池田中2自殺】
ネチネチと度を超した指導の副担任、放置した担任、職責果たさぬ校長ら…報告書全文版「学校対応に問題あった」

報告書で指摘された問題点 報告書で指摘された問題点

 福井県池田町立池田中で3月、2年の男子生徒=当時(14)=が担任と副担任の厳しい指導で自殺した問題で、産経新聞は調査委員会がまとめた報告書の詳細版を入手した。度を越した指導について「教師の基本的姿勢に問題がある」と指摘。叱責を目撃しながら対応を欠いた校長らを「職責を果たしていない」と断じた。調査委は「孤立感、絶望感を深め、自死に至った」として、学校全体に問題があると結論付けた。

職員室や同級生の前でも叱責 「階が違っても聞こえた」

 報告書によると、生徒は真面目だが、柔軟な対応や感情のコントロールが苦手。課題を適切にこなせないこともあったという。

 担任は生徒のそうした状況を判断できたはずだが、調査委は「自己の指導方法を過信し、状況や気持ちを理解しないまま叱責を続け、追い詰めることになった」とする。

 担任は、昨年10月には生徒が運営に携わっていたマラソン大会の準備の遅れを理由に校門前で激怒。これとは別に職員室や同級生らがいる前でも叱責した。「身震いするくらい怒っていた」「階が違っても聞こえた」と生徒らは証言する。

 副担任は初めての中学校勤務。生徒や保護者らへのアンケートでは、妥協しない側面が指摘され、「追い詰めるようなネチネチした感じがあった」とされた。

 生徒は副担任から宿題や課題で何度も注意を受け、昨年5月には「言い訳するなと言って、話を聞いてくれない」と話していた。

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