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【福井・池田中2自殺】「指導死」、密室内で行われる指導と自殺の因果関係認める例少なく「画期的な報告書」と専門家

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【福井・池田中2自殺】
「指導死」、密室内で行われる指導と自殺の因果関係認める例少なく「画期的な報告書」と専門家

記者会見で謝罪する福井県池田町教育委員会の内藤徳博教育長ら=15日午後、同町 記者会見で謝罪する福井県池田町教育委員会の内藤徳博教育長ら=15日午後、同町

 学校側の責任を指摘した調査委による今回の報告書。法整備が進む「いじめ」とは異なり、明確な規定がない「指導死」は、調査委の設置もままならず指導と自殺の因果関係を認められることも少ないとされ、専門家は「画期的な報告書だ」と評価する。

 指導死の概念が広く知られるようになったのは平成24年に大阪市立桜宮高でバスケットボール部顧問の教諭から体罰を受けた男子生徒=当時(17)=が自殺した問題がきっかけだ。

 指導死の防止に取り組む「指導死」親の会によると、平成元~28年に確認できた指導死計70件のうち調査委が設置されたのは13件にとどまるという。同会共同代表の大貫隆志氏(60)は「指導死の場合は明確な規定がなく、恣意的な設置基準になりがちだ」と問題点を指摘する。

 また、指導と自殺の因果関係が認定されるのも1件のみだという。教育評論家の武田さち子氏(59)は「一般的に指導は密室で行われているため、学校側の問題が認められるケースはほとんどなく画期的だ」と評価。大貫氏も「一人一人の個性に合わせた指導が求められることを突きつけた」と話した。

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