産経WEST

【神戸製鋼データ改竄】取引先に「神鋼離れ」も 広がる波紋

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【神戸製鋼データ改竄】
取引先に「神鋼離れ」も 広がる波紋

アルミ・銅製品のデータ改竄が行われた長府製造所=山口県下関市(神戸製鋼提供) アルミ・銅製品のデータ改竄が行われた長府製造所=山口県下関市(神戸製鋼提供)

 神戸製鋼所の性能データ改竄(かいざん)問題で、取引先企業への波紋が連鎖的に広がっている。同社製品を使用していたメーカーに対し、顧客が「神戸製鋼製は使わないで」と求めたケースもみられ、他社製品へ乗り換える“神鋼離れ”が進む可能性がある。神戸製鋼は月内に安全性を検証、公表する予定だが、国内取引先は関西を中心に6123社にのぼり、一部製品は転売されていることもあって、作業は難航しそうだ。

取引先トップは大阪

 神戸製鋼グループの取引先数を都道府県別にみると、トップは大阪府の1146社、2位は兵庫県の997社で、近畿2府4県の合計では4割弱を占める。

 大阪市に本社を置く大手部品メーカーは、商社を通じて神鋼製のアルミ・銅製品を購入しており、データ改竄された製品かどうか確認を急いでいる。その矢先に、「顧客から『神戸製鋼の製品はもう使わないで』と要請があった」と明かす。すでに別の調達先を検討し始めたという。

使用の企業、安全確認急務

 データ改竄された製品を使用していた企業では、安全確認や製品交換の検討が急務だ。住友精密工業には顧客から「安全性確認を急いでほしい」と要望が寄せられた。不安は顧客から顧客へと広がっている。

続きを読む

「産経WEST」のランキング