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【衝撃事件の核心】偽装結婚フィリピン人女性の「出稼ぎ哀史」 パブ摘発で暴かれた現実

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【衝撃事件の核心】
偽装結婚フィリピン人女性の「出稼ぎ哀史」 パブ摘発で暴かれた現実

フィリピン人女性を来日させ、日本人と偽装結婚させた男が経営していたパブ「クラブ マリポサ」のあった建物。ホステスとして働いた女性の労働環境は劣悪だった=大阪府泉佐野市 フィリピン人女性を来日させ、日本人と偽装結婚させた男が経営していたパブ「クラブ マリポサ」のあった建物。ホステスとして働いた女性の労働環境は劣悪だった=大阪府泉佐野市

 ただ、一定数の店舗は存続している。ネット上では「日本人のキャバクラよりも安く楽しめる」「フィリピン人のパブ嬢は情が厚く、人懐っこい」といった好意的な意見も多く、人気は根強いようだ。

 そして2店舗のオーナーだった男が、人材確保のために行っていたのが偽装結婚。「日本人配偶者」という安定した在留資格を得させるのが目的だった。

自らも比人女性と…

 ただ、フィリピン女性なら誰でもいい、というわけではなかった。

 捜査関係者によると、男は自らフィリピンに渡り、パブやカラオケバーなどで気に入った20~30代女性をピックアップ。容姿や日本語能力などをA・B・Cの3段階で評価し、めぼしい女性を採用するスカウト活動を行っていた。

 「来日して3年間、うちの店で働いてくれ。その後は自由にしていい」。男は女性たちとこんな約束を交わし、邦人男性と偽装結婚させたうえで日本に呼び寄せていた。あくまで自分の店で働かせるためで、他店舗などに紹介した形跡はなかった。

 スカウト活動のための渡航歴は、23年1月からの5年間で実に36回。ホステス候補の物色に精を出す一方で、自らは現地で出会った20代のフィリピン人女性と偽装ではなく実際に結婚していたという。

〝誓い〟のキス写真

 あるときはパブ経営者、あるときはスカウトマン。そんな男が持つもう一つの顔が、ヤミ金業者だった。

超高金利で「夫」を…「妻」も手元にカネ残らず過酷な労働環境、そして

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