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【弁護士会 憲法学「信仰」(上)】「憲法を守り、憲法を愛する」日本の防衛そっちのけで護憲布教…過剰左傾、東大法学部系学者「思想」そのままに  

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【弁護士会 憲法学「信仰」(上)】
「憲法を守り、憲法を愛する」日本の防衛そっちのけで護憲布教…過剰左傾、東大法学部系学者「思想」そのままに  

審議中の安全保障関連法案に反対し、記者会見で「違憲」と「廃案」のプラカードを掲げる憲法学者と日本弁護士連合会の弁護士ら。護憲運動に奔走する弁護士会の「思想」は憲法学者の強い影響下にある=平成27年8月、東京・霞が関の弁護士会館 審議中の安全保障関連法案に反対し、記者会見で「違憲」と「廃案」のプラカードを掲げる憲法学者と日本弁護士連合会の弁護士ら。護憲運動に奔走する弁護士会の「思想」は憲法学者の強い影響下にある=平成27年8月、東京・霞が関の弁護士会館

「国家論がない」

 現在、9条の政府見解では、1項は自衛戦争までは禁じておらず、2項では「戦力の保持は認められていないが、自衛のための必要最小限度の実力(自衛力)の保持は認められる」ため、自衛隊は「合憲」とする。ただ、改憲派の主流は、自衛隊が戦力=軍隊でないという解釈に欺瞞(ぎまん)を訴え、日本の平和と安全を守る「軍」と位置づける9条の全面改正を志向する。

 それに比べ、自衛隊の存在を明記するだけという、改憲派の主流から見れば物足りない安倍の〝加憲案〟ですら、憲法学者は一顧だにせず、反対するのだ。

 憲法学者で少数派ながら改憲論を主張する国士舘大特任教授の百地(ももち)章(71)は「戦後憲法学の問題点は国家論がないこと。日本の防衛を考えず、自衛隊や安保法制が違憲だとしか言わない」と嘆き、こう続けた。「世間離れした常識外れの戦後憲法学が弁護士会にそのまま影響を与えている」

 護憲一辺倒の戦後憲法学、それを金科玉条とする弁護士会が憲法に無償の愛を注ぎ、法曹の役割をはき違えた〝布教〟に邁進(まいしん)する。国民はただ、踊っていろというのだろうか。(敬称略)

 憲法改正反対などの政治闘争に走る弁護士会の思想的な背骨になっているのが憲法学とされる。戦後の憲法学を牽引(けんいん)してきた東大法学部系の解釈と理論。その影響を強く受けた弁護士会の過剰左傾のメカニズムに迫る。

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