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【弁護士会 憲法学「信仰」(上)】「憲法を守り、憲法を愛する」日本の防衛そっちのけで護憲布教…過剰左傾、東大法学部系学者「思想」そのままに  

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【弁護士会 憲法学「信仰」(上)】
「憲法を守り、憲法を愛する」日本の防衛そっちのけで護憲布教…過剰左傾、東大法学部系学者「思想」そのままに  

審議中の安全保障関連法案に反対し、記者会見で「違憲」と「廃案」のプラカードを掲げる憲法学者と日本弁護士連合会の弁護士ら。護憲運動に奔走する弁護士会の「思想」は憲法学者の強い影響下にある=平成27年8月、東京・霞が関の弁護士会館 審議中の安全保障関連法案に反対し、記者会見で「違憲」と「廃案」のプラカードを掲げる憲法学者と日本弁護士連合会の弁護士ら。護憲運動に奔走する弁護士会の「思想」は憲法学者の強い影響下にある=平成27年8月、東京・霞が関の弁護士会館

 大阪弁護士会は昨年3月、東大法学部で教授を務めた樋口陽一(83)を招き、山口との対談を実施した。会報に「憲法学のレジェンド」と紹介された樋口は、平和主義を規定した憲法9条と現状がずれている-という改憲派の意見について、こう答えている。

 「9条があるからこそ、今回の安保法制がそう簡単にはできなかった」

いかなる改憲案も敵視

 27年6月の衆院憲法審査会の参考人質疑。安保法制、つまり集団的自衛権の限定行使を容認する安全保障関連法について、早稲田大教授の長谷部恭男(60)が「従来の政府見解の基本的な論理の枠内では説明がつかない。(憲法が禁じる)外国の武力行使と一体化する恐れが極めて強い」と述べ、与党推薦ながら「違憲」と断じた。

 長谷部は東大法学部で教授を務め、今は全国憲法研究会と日本公法学会のトップに就く憲法学の権威。その長谷部の指摘を機に、安保法反対派が俄然(がぜん)勢いづいたのは記憶に新しい。

 長谷部は今年5月22日、憲法学者らでつくる「立憲デモクラシーの会」のメンバーとして都内で記者会見に臨んだ。首相の安倍晋三(63)が憲法記念日の同3日、9条をめぐって戦争放棄の1項、戦力不保持・交戦権否認の2項を残しつつ、新たに自衛隊を明記する改正案を示したことについて、同会は「お粗末な提案」と批判する見解を発表した。

 長谷部らは見解で「自衛隊はすでに国民に広く受け入れられた存在で、憲法に明記すること自体に意味はない」と指摘。改憲理由として、多くの憲法学者や政党の中に「自衛隊は違憲」との議論があると言及した安倍をこう指弾した。

 「憲法学者を黙らせることが目的だとすると、自分の腹の虫をおさめるための改憲であって、憲法の私物化にほかならない」

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