産経WEST

奈良公園周辺にも「中国式白タク」進出 主要観光地で横行か、スマホで予約・決済、摘発難しく…

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


奈良公園周辺にも「中国式白タク」進出 主要観光地で横行か、スマホで予約・決済、摘発難しく…

ワンボックスカーをバス停にとめ、中国人観光客を下ろす車=9月21日午後、奈良市 ワンボックスカーをバス停にとめ、中国人観光客を下ろす車=9月21日午後、奈良市

 平日のこの日、午後1時半から同3時半までの間、記者が確認しただけでも11台の白ナンバーのミニバンが、このバス停に駐停車。同様に中国人観光客の一行を乗せていった。バス停周辺は今月12日まで整備工事をしており、バスとタクシー以外は駐停車禁止だったが、現場で交通整理にあたった男性作業員(66)は「駐停車する車はいずれも白ナンバーで、乗降客はほぼ中国人」と証言する。

 東大寺大仏殿に近い「大仏殿交差点」内で中国人観光客を乗降させている白ナンバーの車も。観光シーズンには常に渋滞する交差点内での悪質な行為は、違法行為であるのに加え、さらなる渋滞にもつながりかねない。

 中国では昨年11月、「配車サービス」として自家用車で客を有償輸送するビジネスが合法化されており、最大手の「滴滴出行」の登録ユーザーは3億人超とされる。中国の配車業者のサイトやアプリには、奈良観光コースとして東大寺や奈良公園周辺が記載されており、中国企業による違法な白タク行為が横行しているのは明らかだ。

 昨年から奈良市内で中国人白タクを見かけるようになったという大手タクシー会社の男性運転手(54)は「どこでも車を止めるから通行の邪魔やし、中国人はやりたい放題や」と憤った。

「産経WEST」のランキング