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【ビジネスの裏側】活性化のカギはチャーター便 一体運営の関西3空港、規制緩和が後押し

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【ビジネスの裏側】
活性化のカギはチャーター便 一体運営の関西3空港、規制緩和が後押し

全日本空輸が企画したチャーター便による「ワンワンフライト」。愛犬を機内の客席に同伴できる=昨年5月、成田空港 全日本空輸が企画したチャーター便による「ワンワンフライト」。愛犬を機内の客席に同伴できる=昨年5月、成田空港

 規制緩和で関空発着のチャーター便はますます増加することが見込まれるが、来年4月から関西エアポートによる運営が始まる神戸空港でもチャーター便は「希望の星」となっている。

 神戸空港は1日の発着枠が30往復、運用時間が15時間に制限され、定期便は国内線に限定されている。一方、チャーター便では国際線を飛ばすことが可能だ。出入国管理などの問題もあり、現実的に国際線を飛ばすのは容易ではないが、過去には中国などに飛ばしたことがある。

 関西エアポートは神戸空港の運営開始から5年後に利用者を現在より約1割多い300万人まで引き上げることを目指している。当面は現状の制限のなかでの運営となるため、チャーター便の増加も利用者増には欠かせない。

 ■愛犬同伴フライトも

 国際線に脚光が集まるチャーター便だが、国内線でも北海道の利尻島や礼文島など定期便の少ない離島などへの路線が人気を集める。また、日航は今年1月1日に関空発着で初日の出を見に行くフライトを企画。全日空は昨年、成田空港と釧路空港(北海道)を結ぶチャーター便で愛犬を客席に同伴できるプランを発売するなど、趣向を凝らした便も増えている。

 3空港一体運営が始まる「関西の空」をさらに盛り上げるためにも、チャーター便の誘致強化は不可欠といえそうだ。

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