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【衝撃事件の核心】偽札のレベル低ければ無罪? サイズ小さく透かしもない…男の裁判員裁判で下された判決

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【衝撃事件の核心】
偽札のレベル低ければ無罪? サイズ小さく透かしもない…男の裁判員裁判で下された判決

自宅のプリンターで1万円札をコピーして偽札を作った男。不満を抱いていた知人に使わせて逮捕させることが目的だったため、精巧なものではなく、偽造のレベルに達していないものだった。弁護側は「流通する可能性は低い」として無罪を主張したが… 自宅のプリンターで1万円札をコピーして偽札を作った男。不満を抱いていた知人に使わせて逮捕させることが目的だったため、精巧なものではなく、偽造のレベルに達していないものだった。弁護側は「流通する可能性は低い」として無罪を主張したが…

 判決は、偽札が本物より小さく、透かしやホログラムはないが、文字や模様、肖像などは本物と酷似していると指摘。全体としてみれば「周囲の明るさ、状況次第では本物と勘違いしてしまう可能性が十分にある」と判断した。知人の認識は事実認定で触れなかったが、店員らが見抜いた点を踏まえても、偽札は「偽造」に当たると評価した。

 被告は最終意見陳述でこう述べていた。

 「知人に卑劣な行為をしたことは深く反省している。今後は助けを必要とする人の助けとなり、信用してもらえるよう立派な介護士になるよう精進したい」

 判決理由では、知人を陥れようとした動機を「卑劣で強い非難に値する」とされたが、事実関係を認めていることなどを考慮し、執行猶予が相当と判断した。

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