産経WEST

【関西の議論】北ミサイルの影響で舞鶴港のクルーズ船激減…観光に打撃、とんだ波及効果に困惑の港町

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【関西の議論】
北ミサイルの影響で舞鶴港のクルーズ船激減…観光に打撃、とんだ波及効果に困惑の港町

北朝鮮の相次ぐ弾道ミサイル発射の影響で、来年度の京都舞鶴港へのクルーズ客船(写真は「コスタ ネオロマンチカ」)の寄港が半減する見通しに。とんだ波及効果に港町の関係者は困惑している 北朝鮮の相次ぐ弾道ミサイル発射の影響で、来年度の京都舞鶴港へのクルーズ客船(写真は「コスタ ネオロマンチカ」)の寄港が半減する見通しに。とんだ波及効果に港町の関係者は困惑している

 京都舞鶴港への寄港は今年度からだが、今年度のクルーズ船寄港回数全39回のうち32回を占め、まさに同港に寄港するクルーズ船の“大黒柱”だった。

 しかし、9月になってようやく発表された来年度の寄港計画は、そんな関係者の期待を裏切る結果となった。約3分の1の11回だったからだ。

 寄港の減少について、コ社のPRを担当する会社は「北朝鮮の弾道ミサイル発射の多発で、お客さまが不安視することを考慮した」と説明。これで同港への来年度のクルーズ船の寄港は全体でほぼ半減となり、北のミサイルの影響をまともに受けた形だ。

 京都舞鶴港の施設使用料は1トン当たり4・09円。5万トン余りのコ号の場合、1日約23万円が港湾管理者の府に支払われ、今年度は約736万円の収入となる。それが来年度は約253万円に減少する見込みだ。

 クルーズ船誘致に取り組んでいる同市みなと振興課は寄港が減る理由について、「日本海のクルーズは夏が中心になるため、コ社が(それ以外の季節をにらんで)太平洋側に新たなコースを設定したため」とも説明するが、「ミサイルの影響がないとはいえない。引き続き、クルーズ船の寄港誘致に取り組みたい」とする。

 府の関係者は「コ社は日本海クルーズに力を入れると話している。それを信じて(日本海の)緊張が和らぐのを待つしかない」と話していた。

「産経WEST」のランキング