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元少年、目泳がせ声か細く…予備校生殺害の初公判 福岡地裁

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元少年、目泳がせ声か細く…予備校生殺害の初公判 福岡地裁

 「間違いありません」。同じ予備校に通っていた北川ひかるさん=当時(19)=を殺害したとされる元少年(21)は証言台の前に立ち、か細い声で2度繰り返した。目を泳がせ、しきりにまばたきし、緊張した様子。法廷の検察側の席に座った北川さんの父親は、鋭いまなざしで元少年の顔を食い入るように見つめていた。

 福岡地裁で12日に始まった裁判員裁判の初公判。元少年は髪を丸刈りにし、水色のシャツにズボン姿で入廷。被告席に着いてからも落ち着かない様子だった。弁護側は「元少年は統合失調症だった」として刑事責任能力を争う姿勢を鮮明にした。「発達障害がある」と指摘されると、元少年は眉間にしわを寄せて、目を落としていた。

 元少年は平成27年4月から福岡市の予備校に通い、北川さんと同じ難関大を目指すコースを受講。学校の外でもグループで親しくしていたといい、受験も同じ大阪大だった。試験の2日後に、打ち上げとして友人らと焼き肉やカラオケに。その夜、元少年は事件を起こしたとされる。

 北川さんは後に、大阪大法学部に合格していることが判明した。第1志望だったという。

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