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【「任侠山口組」関係者射殺1カ月】ほぐれぬ緊張「報復」の“怪”情報も 警察当局、歓楽街対策で抗争阻止狙う

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【「任侠山口組」関係者射殺1カ月】
ほぐれぬ緊張「報復」の“怪”情報も 警察当局、歓楽街対策で抗争阻止狙う

神戸市長田区の射殺事件にからみ、関係先として神戸山口組の中核組織「山健組」事務所に殺人容疑で家宅捜索に入る兵庫県警の捜査員ら=9月20日、神戸市中央区 神戸市長田区の射殺事件にからみ、関係先として神戸山口組の中核組織「山健組」事務所に殺人容疑で家宅捜索に入る兵庫県警の捜査員ら=9月20日、神戸市中央区

 襲撃事件は9月12日の白昼、神戸市長田区内で発生した。神戸山口側の組員、菱川龍己容疑者(41)=殺人容疑で指名手配=ら複数の男が織田代表らが乗る車列を襲撃。もみ合いになった織田代表のボディーガード、楠本勇(ゆう)浩(ひろ)さん(44)が射殺された。

 ある暴力団関係者は「両組織の勢力が入り乱れる繁華街では、いつ争いが起きても不思議でない」と懸念する。

 ■暴力団に2億円

 捜査関係者によると、襲撃事件現場からほど近い神戸・三宮の歓楽街では、任侠側が神戸山口組を離脱した4月末以降、両組織がそれぞれ飲食店への巡回を強化したという。地元関係者は「みかじめ料の支払先を神戸側から任侠側に切り替えた店もある」と明かしており、従来の縄張りが崩れたとの見方もある。

 治安悪化を懸念した兵庫県警は5月、「歓楽街特別暴力団対策隊」を発足。歓楽街の取り締まりと並行し、三宮周辺のみかじめ料の支出実態を調査したところ、過去30年間で約150店が暴力団側に総額約2億円を支払っていたことが判明した。

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