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姫路、徳島、高知、高松…地方都市への空襲伝える 姫路・平和資料館で企画展

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姫路、徳島、高知、高松…地方都市への空襲伝える 姫路・平和資料館で企画展

会場には地方都市への空襲の実状を紹介する写真パネルが並ぶ 会場には地方都市への空襲の実状を紹介する写真パネルが並ぶ

 米軍による地方都市への空襲の実像を伝える企画展「昭和20年7月3・4日の大空襲」が、兵庫県姫路市平和資料館(同市西延末)で開かれている。姫路に加え、同じ日に攻撃目標となった徳島、高知、高松の各都市の被害状況を焼夷(しょうい)弾などの実物資料や写真で紹介する。12月24日まで。

 昭和20年7月3日夜から4日明け方にかけ、姫路、徳島、高知、高松の順で米軍が空襲を行い、住民ら計約3200人が犠牲となった。この時期は東京や大阪などの大都市から、地方都市へと米軍の空襲範囲が広がり、大都市への物資の供給阻止や住民の戦意喪失を目的に空襲がくり返されていた。

 同館ではこれまでも姫路空襲をテーマに展示を行ってきたが、今回初めて姫路だけでなく、同じ日に空襲を受けた四国の3都市と関連づけた展示を企画した。

 展示では、空襲を受けた直後の各都市の様子を写真パネルで紹介しているほか、焼夷弾の一部などの実物資料約160点が並んでいる。空襲を受ける前と後の同じ場所の写真を並べて展示するコーナーもあり、被害の大きさを知ることができる。

 同館の担当者は「姫路だけでなく、他の都市との関連を意識した上で改めて空襲のことを考えていただければ」と話していた。

 企画展は入場無料。月曜休館。問い合わせは同館((電)079・291・2525)。

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