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【関西の議論】「早く起きることが苦痛」塾通い・スマホで体内時計リズム〝崩壊〟、寝不足の子供続出…睡眠教育の効果は

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【関西の議論】
「早く起きることが苦痛」塾通い・スマホで体内時計リズム〝崩壊〟、寝不足の子供続出…睡眠教育の効果は

試験前の1週間、昼食後に全校生徒が15分間の仮眠をとる「加古川シエスタ」。校内放送を合図に生徒たちが机に伏せ、オルゴールの音色も流れる。生徒たちから「すっきりした」などと好評だ=兵庫県加古川市の市立加古川中学校 試験前の1週間、昼食後に全校生徒が15分間の仮眠をとる「加古川シエスタ」。校内放送を合図に生徒たちが机に伏せ、オルゴールの音色も流れる。生徒たちから「すっきりした」などと好評だ=兵庫県加古川市の市立加古川中学校

 睡眠不足がもたらす悪影響は、生活のサイクルが昼夜逆転することだ。子供たちは幼稚園や小中高校に日中通う。だが睡眠不足により、学校で寝てしまうと、学ぶときに学べず学業に追いつけなくなる。学力の低下は非行、不登校にもつながりかねない。

起きることが苦痛に

 「毎日早く起きることに苦痛を感じた。怠けているだけと思われるのがつらかった」

 東京都小金井市で自分の体験をつづったネットサイト「元不登校からの助け舟」を立ち上げた伊藤佑さん(23)はこう振り返る。

 小学生の頃から睡眠に悩みを抱えていた。9時間以上寝ない日は調子が出ない。授業中に居眠りすることも多く、学校で倒れてしまうこともあった。

 中学生になると起床時間は午前8時、9時と次第に遅くなり、夜も午前2時、3時にならないと寝付けなくなった。遅刻を繰り返し、登校しても保健室通いが続いた。

 「だらしがない」。周囲の冷たい視線を避けるように中学1年の2学期から不登校になった。親からは発達障害を疑われて小児科に連れていかれたが、異常はなかった。昼に運動するなどの工夫をしたが改善しなかった。

 通信制の高校3年のとき、睡眠外来で診察を受けて睡眠のリズムが崩れる「概日(がいじつ)リズム睡眠障害」と診断された。中学校の部活動で帰宅時間が遅くなり、睡眠時間が減ったことが原因とみられることが分かった。薬の治療を続けて回復したが、今も生活リズムを崩さないように気をつけている。

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