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【衝撃事件の核心】「犯人扱いするな!」ドンキ値札付け替え詐欺、捨てぜりふ夫婦の行状

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【衝撃事件の核心】
「犯人扱いするな!」ドンキ値札付け替え詐欺、捨てぜりふ夫婦の行状

50代くらいの男が商品のパンツの値札を付け替えた「ドン・キホーテパウ住之江公園店」。全国各地で同様の犯罪行為が横行している=大阪市住之江区新北島 50代くらいの男が商品のパンツの値札を付け替えた「ドン・キホーテパウ住之江公園店」。全国各地で同様の犯罪行為が横行している=大阪市住之江区新北島

 同署はこれまでに詐欺容疑など3件を立件。被害額は5万円ほどだ。2人は共働きで、ある程度の収入があったというが「2人とも浪費が激しく、少しでも安く買いたかった」と供述している。

各地で値札詐欺横行

 値札詐欺は過去にも起きている。

 平成24年6月には神奈川県茅ケ崎市のホームセンターで、30代の兄弟がキャンプ用品など8点(計11万2000円)の値札を貼り替え、7300円でだまし取ったとして逮捕された。

 昨年5月にも神戸市西区の農産物直売所で、ブランド牛の値札を取りかえて精算したとして兵庫県警が飲食業の男を逮捕している。

 今回の夫婦がドンキに狙いをつけたのは、商品が所狭しと並べられた、そのレイアウトにあったと捜査幹部は指摘する。「店員の目が届きにくい所もあり、犯罪者からすれば、細かい作業がしやすいという気持ちになるのでは」

 今年9月には、大阪市住之江区の「ドン・キホーテパウ住之江公園店」で、パンツの値札を付け替えていた50代くらいの男を店員が発見。男は「わしら、何もしてないやないか」と言い訳をしながら、迎えにきた女の車で逃走した。この際、女に蹴られて店員がけがをしており、住之江署が強盗致傷容疑で2人の行方を追っている。

「万引より心理的ハードル低い」

 「値札付け替え犯はレジを通して一部代金を払うことで、罪悪感をごまかしている可能性がある」

 こう心理状況を分析するのは筑波大の原田隆之教授(犯罪心理学)だ。付け替え品とあわせて正規で商品を購入するケースも多く、原田教授は「万引よりも心理的ハードルは低い」とみる。

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