産経WEST

【連続青酸死公判】筧被告「私から言うことはありません」弁護側が全面無罪を主張し結審

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【連続青酸死公判】
筧被告「私から言うことはありません」弁護側が全面無罪を主張し結審

 京都、大阪、兵庫3府県で起きた連続青酸死事件で、夫や内縁男性ら4人に青酸化合物を飲ませて殺害したなどとして殺人罪と強盗殺人未遂罪に問われ、死刑を求刑された筧(かけひ)千佐子被告(70)の裁判員裁判が11日、京都地裁(中川綾子裁判長)で結審した。無罪主張した弁護側の最終弁論に続き、筧被告は最終意見陳述で「全て弁護士に任せてあり、私から言うことはありません」と書面を読み上げ、「以上です」とはっきりした声で結んだ。判決は11月7日の予定。

 最終弁論で弁護側は4事件について、青酸化合物の入手、廃棄状況が不明な点や、男性4人に病死や事故の可能性が否定できないことを主張した。

 さらに、これまでの被告人質問で筧被告が関与を認めた後で供述が二転三転したり、同じ話を繰り返したりしていたことを指摘。「(認知症の影響で)重要な利害を見分け、防御をすることのできる能力があるとはいえない」と述べ、改めて訴訟能力がないとした。

「産経WEST」のランキング