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元職員2人の退職金支給認めず 明石砂浜陥没事故で有罪

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元職員2人の退職金支給認めず 明石砂浜陥没事故で有罪

 兵庫県明石市で平成13年、人工砂浜が陥没し、生き埋めになった女児が約5カ月後に死亡した事故を巡り、刑事裁判で執行猶予付きの有罪が確定した市の元職員2人が、市に退職金の不支給決定の取り消しと支払いを求めた訴訟の判決で、神戸地裁(倉地康弘裁判長)は11日、訴えを全面的に退けた。

 2人は17年と18年にそれぞれ退職した元土木部参事(72)と元市海岸治水課長(66)。いずれも25年に禁錮1年、執行猶予3年が確定した。

 判決によると、2人は退職後の昨年5月、市に退職金を申請し、拒否された。倉地裁判長は、執行猶予付きの有罪判決を受けた職員でも勤務成績優秀などの場合は退職金を支給すると規定した市の条例について、市が一方的に支給を判断するとの内容で、申請への対応を定めたものではないと判断。市の支払い拒否は行政処分に当たらないと結論付けた。

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