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「息子の顔思い出す」と父 大津いじめ自殺から6年

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「息子の顔思い出す」と父 大津いじめ自殺から6年

大津いじめ自殺から6年となり、記者会見する父親=11日午後、大津市役所 大津いじめ自殺から6年となり、記者会見する父親=11日午後、大津市役所

 平成23年に大津市で中学2年の男子生徒=当時(13)=がいじめを苦に自殺してから6年となった11日、父親(52)が越直美市長らと市役所で記者会見し、「毎年この日が近づいてくると、亡くなった時のきれいな顔が浮かぶ」と無念の思いを語った。

 父親は「いじめ防止対策推進法は息子が命をかけて作った法律」と強調。「いまだに息子に『いじめで命を落としたり、学校に行けなくなったりする子がいなくなった』と報告することができない」と話し、同法の見直しが必要と訴えた。

 越市長は「大津市では、教員の意識改革が進んでいるところとそうでないところがある」と述べ、子どもが相談しやすいよう11月から無料通信アプリLINE(ライン)の相談窓口を設置すると明らかにした。

 男子生徒が通っていた中学校によると、11日は「命を思う集い」が開かれ、全校生徒約750人が黙とうをささげた。事前のアンケートで生徒から募った「命の大事さを知った瞬間」が紹介された。

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