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【橋本奈実の芸能なで読み】舞台に立っているだけで魅せる-紅ゆずる、宝塚正当派の“ザ・男役”ぶり 「ベルリン、わが愛」

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【橋本奈実の芸能なで読み】
舞台に立っているだけで魅せる-紅ゆずる、宝塚正当派の“ザ・男役”ぶり 「ベルリン、わが愛」

王道のレビューの幕開けに、華やかに登場するトップ、紅ゆずる 王道のレビューの幕開けに、華やかに登場するトップ、紅ゆずる

憂いを持った正当派の二枚目

 「極端に言えば、舞台に立っているだけで魅せるのがスターです」

 演出家、酒井澄夫先生の言葉です。もちろん、技術を否定しているわけはありません。ただ、歌い踊る前、登場しただけで、目を奪われてしまう人は確実に存在する。それを実感する公演を見ました。

 現在、兵庫・宝塚大劇場で上演中の星組公演「ベルリン、わが愛」(作・演出、原田諒氏)「Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケ ド タカラヅカ)」(作・演出、酒井澄夫氏)です。いずれも、トップの紅(くれない)ゆずるさんの宝塚の正当派の“ザ・男役”ぶりが印象的でした。

 紅さんというと、プレお披露目、お披露目公演とユニークな個性を生かした作品が続きました。そして迎えた本拠地2作目。原田先生は「僕から見た彼女本来の持ち味は、憂いを持った正当派の二枚目。そこを引き出す作品にしたかった」そうです。

 「時代に翻弄されながら映画を作った人々の破壊力や想像力が、彼女の持つエネルギーとも重なって。正当派の二枚目をしっかり見せてくれました」と原田先生。美しいスーツ姿も積み重ねた男役のキャリアならではでした。

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