産経WEST

将棋で認知症予防? 「棋士のまち」兵庫・加古川市が実証研究に着手 

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


将棋で認知症予防? 「棋士のまち」兵庫・加古川市が実証研究に着手 

ストレスが将棋に及ぼす悪影響などを説明する鳴門教育大学院の古川洋和講師=加古川市加古川町篠原 ストレスが将棋に及ぼす悪影響などを説明する鳴門教育大学院の古川洋和講師=加古川市加古川町篠原

 講座は、盤を通じた人とのコミュニケーション法などを学ぶ内容で、2つのグループに分かれて9月下旬~12月中旬に各6回開催。参加者に対し、認識の仕方を変えることでストレスを軽減させる「認知行動療法」を試みる。

 初回と最終回にはアンケートし、自分に対する信頼感や前向き志向に変化があったかどうかを分析、検証するとしている。

 研究を主導する帝京大医学部付属病院心療内科の中尾睦(むつ)宏(ひろ)教授(52)によると、将棋はこれまで病院やデイサービスの現場で高齢者のリハビリとして用いられてきたが、健康効果について調べる研究は少ないという。

 海外の研究では、チェスの認知症予防の効果が確認されており、中尾教授は「将棋も健康改善の新たなツールとして多くの人に活用してもらえるようになれば。将来的には認知症予防の研究にまでつなげたい」と期待を寄せる。

 一方、講座に参加している同市の無職、岡本三郎さん(75)は「ほぼ毎日将棋を指しているが、将棋は頭の体操になるし、友人も増えるから楽しい。(講座の)最終日には効果が出てほしい」と話している。

続きを読む

「産経WEST」のランキング