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【関西の議論】「暗闇イベント」が人気「寝てもOK」ライブ盛況、地下街にフィットネスも…見えないからこそ見えてくる世界

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【関西の議論】
「暗闇イベント」が人気「寝てもOK」ライブ盛況、地下街にフィットネスも…見えないからこそ見えてくる世界

照明を落としたギャラリー内で開かれた「まっくら生音コンサート」=大阪市港区 照明を落としたギャラリー内で開かれた「まっくら生音コンサート」=大阪市港区

 「暗闇」の中で行うイベントが全国各地で注目を集めている。先日、大阪市内で開催された「まっくら生音コンサート」には申し込みが殺到。「睡眠OK」という特殊な環境のなかで、参加者らは音楽を堪能した。このほかにも、暗い部屋で行うエクササイズが女性らの話題になり、閉店後の地下街を舞台にした謎解きゲームも人気だ。さらには、暗がりで研修を行う企業も出てきている。いったい、なぜ暗闇はこんなに人をひきつけるのか-。その魅力を探った。(上岡由美)

暗闇コンサートに申し込み殺到

 「拍手はしないでほしい」-。大阪市港区のギャラリー・雑貨店「グルッグ」で開催された「まっくら生音コンサート」の途中で、札幌市を拠点に活動するバンド「sleepy.ab(スリーピー)」のボーカル、成山剛さんが、客席をぎっしりと埋めた約40人に話しかけた。そのときに、拍手をしないのは、寝ている人を起こさないための配慮だろう。

 店内の照明は、窓際に並べられた街の明かりをイメージしたキャンドルホルダーのみ。時折、大阪市営地下鉄の電車が近くを通過すると明かりが左右に揺れた。ギターの音色に合わせて、成山さんがマイクを通さずに約2時間にわたって約20曲を静かに歌い、まどろむような心地よい時間が流れた。

 「以前、ここでソロライブを行ったときに、最後の1曲を部屋の電気を消して、マイクを使わずにやりました。すごく雰囲気が良くなって、今度は全編にわたってこれでやりましょうとなりました」と、成山さんは暗闇コンサートを開いた理由を説明する。

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