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【世界を読む】韓国が恐れる平昌五輪「不参加ドミノ」…北のリスク、五輪の安全保障「誰にも分からない」

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韓国が恐れる平昌五輪「不参加ドミノ」…北のリスク、五輪の安全保障「誰にも分からない」

会談するIOCのバッハ会長(右)と韓国の文在寅大統領。文大統領は開催地の安全に問題がないことをアピールした=9月19日、ニューヨーク(聯合=共同) 会談するIOCのバッハ会長(右)と韓国の文在寅大統領。文大統領は開催地の安全に問題がないことをアピールした=9月19日、ニューヨーク(聯合=共同)

 また、朝鮮日報(同)は、オーストリアのオリンピック委員会のカール・シュトース委員長が22日、現地メディアとのインタビューで「状況が悪化し選手の安全が保障されないなら韓国に行かないだろう」と述べたという。

 結局、オーストリアのオリンピック委員会は不参加への言及が大きく報じられた24日、平昌オリンピック組織委員会に「現在の状況はオリンピックの開催に影響がないことを確信する」という内容の公式コメントを伝えて火消しに走った。しかし、22日にはドイツ内務省が「平昌五輪の安全問題については政府が適切な時期に発表する」と、平昌の安全を問題視していることをうかがわせていた。欧州には五輪の開催地の安全性への懸念が広がっているようだ。

 この事態を受け、韓国外交部関係者は「根拠のない話が広まらないようにしっかりと管理していきたい」とコメントしたが、核・ミサイル開発を強行する北朝鮮のため朝鮮半島情勢がさらに緊迫化した場合、「根拠のない話」と主張し続けるわけにはいかなくなる。

不安払拭に躍起

 聯合ニュース(同)によると、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は9月19日、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と米ニューヨークで会談し、「北の核・ミサイル挑発で朝鮮半島・北東アジア地域の安保状況に対する不安が出ている。こうした時こそ、平昌五輪を成功させれば、安保不安を払拭(ふっしょく)し、和合を実現することができる」と強調したという。

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