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【衆院選】京都5区 谷垣氏引退で揺れる保守地盤…元防衛省幹部vs元市長vs自民後継、票の奪い合い

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【衆院選】
京都5区 谷垣氏引退で揺れる保守地盤…元防衛省幹部vs元市長vs自民後継、票の奪い合い

選挙カーから有権者に手を振る立候補者=10日午前、京都府舞鶴市(水島啓輔撮影) 選挙カーから有権者に手を振る立候補者=10日午前、京都府舞鶴市(水島啓輔撮影)

 当選12回の谷垣禎一・自民党前幹事長(72)の引退で強固な保守地盤を誇る京都5区(福知山市、舞鶴市など)が揺れている。元防衛省情報本部副本部長で希望新人の井上一徳(かずのり)氏(55)、一部の自民支持者が推す元地元市長で無所属新人の中山泰(やすし)氏(57)、谷垣氏の後継で自民新人の本田太郎氏(43)らが立候補。「ポスト谷垣」をめぐり、保守票を奪い合う。

 「しがらみのない政治、しがらみのない改革、国民本意の政治を実現したい」。京都府舞鶴市で第一声を上げた井上氏。防衛省時代、首相補佐官(当時)の小池百合子氏に仕えた経験があり、衆院選で小池氏が掲げる言葉を多用してアピールした。約1万5千票とされる「自衛隊票」とともに、“小池ブーム”で浮動票も狙いたい考えだ。

 京丹後市長を3期務めた中山氏は同市内で第一声。谷垣氏の後継候補の選考過程に反発し、無所属出馬を決めただけに「決め方が党員の声を受け止めるものであったのか疑問。地方から日本創生に努めたい」と訴えた。ただ保守分裂の中、支持がどこまで広がるかは未知数ともいえる。

 「谷垣先生から『京都府北部を頼む』との期待をいただいている」。本田氏は舞鶴市の選挙事務所前で第一声。1期目の府議出身で、知名度の低さは否めない。9月30日には、安倍首相が舞鶴市に入り、「谷垣氏後継」を強調した。ポスターには谷垣氏との写真も使用し、後継者としての存在感をアピールする。

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