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【西論】日本の命運かかった選挙、真の国士よ出よ-北朝鮮危機乗り越え「半人前国家」から脱却を 論説委員・河村直哉

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【西論】
日本の命運かかった選挙、真の国士よ出よ-北朝鮮危機乗り越え「半人前国家」から脱却を 論説委員・河村直哉

衆院選が公示され、候補者の演説に集まった大勢の有権者ら=10日午前、東京・新宿駅前 衆院選が公示され、候補者の演説に集まった大勢の有権者ら=10日午前、東京・新宿駅前

 少子高齢化対策、経済対策なども、重要な争点ではある。しかし、いかに国家の安全を守るかという国政の基本が、これほど問われている選挙はない。

 公示前の政局の混乱は目に余るものだった。有権者は惑わされることなく、しっかりと政策論争に耳を傾けたい。

 今回の野党再編のきっかけは、「反安倍晋三政権」という点にあった。

 ときの政権批判も大いにあってよい。しかし何のための国政かという原点を、候補者も有権者も忘れるべきではない。反対するための反対や、そのあげくの離合集散は、この国の真のまつりごとからはほど遠い。

 北朝鮮のミサイルが相次いで発射されたにもかかわらず、通常国会は森友・加計(かけ)学園問題に明け暮れた。執拗な質問、木で鼻をくくったような答弁。国家の緊急事態からかけ離れた政治の姿に、うんざりした国民も多いはずである。

 森友・加計問題を論じるなといっているのではない。国政の課題の重要度をわきまえよ、といっている。

 有権者の側も、風に揺れるのではなく、しっかりと主張と政策を見極めて投票したい。

 真の国士よ出よ。

 この国が成った西から今回の選挙を見ていて、心底、そう念じる。

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