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伝統の長崎くんち始まる 笛や太鼓、異国の情緒

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伝統の長崎くんち始まる 笛や太鼓、異国の情緒

伝統の祭り「長崎くんち」で奉納される銅座町の「南蛮船」=7日午前、長崎市の諏訪神社 伝統の祭り「長崎くんち」で奉納される銅座町の「南蛮船」=7日午前、長崎市の諏訪神社

 江戸時代初期から続く秋の大祭「長崎くんち」が7日、長崎市で始まった。笛や太鼓のにぎやかな音が街に響き渡り、異国情緒あふれる踊りに見物客が歓声を上げた。9日まで。

 長崎市の諏訪神社では、町単位の「踊町」が趣向を凝らした出し物を奉納。「銅座町」は、高さと長さが5メートルを超え重さが約5トンある朱色の「南蛮船」を20人ほどの男衆が勢いよく回転させた。観客は、アンコールを意味する「モッテコーイ」の掛け声を上げた。

 江戸時代に肥後細川藩が警備する船着き場があった「築町」は、熊本地震からの復興の願いを込めた踊りを披露。「熊本よかところ」の歌と三味線に合わせ、和服姿の踊り子6人がしなやかに舞った。

 長崎くんちは1634年に始まったとされ、旧暦の9月9日に行われたことから「くにち」の音が転じて「くんち」になったといわれる。

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