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【エンタメよもやま話】新型iPhone次は「アップルストア廃止」「“街の広場”展開」 小売り業界に“打倒アマゾン”秘策が続々

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【エンタメよもやま話】
新型iPhone次は「アップルストア廃止」「“街の広場”展開」 小売り業界に“打倒アマゾン”秘策が続々

9月12日、故スティーブ・ジョブズ氏の映像をバックに、新製品の発表を行う米アップルのクックCEO(AP) 9月12日、故スティーブ・ジョブズ氏の映像をバックに、新製品の発表を行う米アップルのクックCEO(AP)

 実際、小売りや建築の専門家は、米アップルが小売店(アップルストア)を真のパブリック・スペース(街の広場)に変えることに成功するかどうかについて懐疑的です。

 建築の歴史やパブリック・スペースについて研究しているギデオン・フィンク・シャピロ氏は前述のワシントン・ポスト紙に対し「ブランディングにおける幻想に過ぎない。マジック・キングダム(魔法の王国)と呼ぶこともできただろう。しかしその名前は(既にディズニーランドに)使われていた。『アップルストア』は美しく、効果的にデザインされたスペースだが、本当のパブリック・スペースとは違っている」と指摘し、単なる言葉遊びの域から脱していないとの考えを示唆(しさ)しました。

 とはいえ、この米アップルの突飛な取り組み、全米の小売業でこれから大流行しそうな気配なのです。

 今年の8月11日付の本コラム「あの国に媚びた?米スタバ迷走、夜の居酒屋も茶専門店も中止 ハリウッドと同じ“裏”戦略

http://www.sankei.com/west/news/170811/wst1708110004-n1.html

でご紹介したように、米ではあのアマゾン・ドット・コムに代表されるネット通販の台頭で旧来型の小売店が大変な苦境に陥り、ショッピングモールの閉鎖が相次いでいるのです。

▼【関連ニュース】あの国に媚びた?米スタバ迷走、夜の居酒屋も茶専門店も中止 ハリウッドと同じ“裏”戦略

■百貨店や専門店の閉店・倒産3倍…“救世主”アップル名乗り、あのダイソンも -->

 実際、全米では、今年1月からの約半年間で、米百貨店チェーンのJCペニーやシアーズ、ゲーム専門店チェーンのゲームストップなどの店舗が計5300店も閉鎖に追い込まれました。

 この閉鎖のペース、昨年の同じ時期の何と約3倍…。大手金融グループ、クレディ・スイスが6月に発表した報告書によると、全米のショッピングモールの20%~25%が今後、5年以内に閉鎖を強いられるというのです。

 そうした状況の中、旧来型の小売り店舗はモノを売るだけではとても生き残れません。なので、例えば米の大型百貨店チェーン、ノードストロームは、広さが従来の店舗の46分の1の小ささで、衣料品や靴、アクセサリー類などを直接販売しない“在庫ゼロ”の新型店舗「ノードストローム・ローカル」を10月3日、米ウエストハリウッドにオープンさせると発表しました。

プロ御用達、あの掃除機の「ダイソン」も「リアル店舗」に参入、そして

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