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【エンタメよもやま話】新型iPhone次は「アップルストア廃止」「“街の広場”展開」 小売り業界に“打倒アマゾン”秘策が続々

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【エンタメよもやま話】
新型iPhone次は「アップルストア廃止」「“街の広場”展開」 小売り業界に“打倒アマゾン”秘策が続々

9月12日、故スティーブ・ジョブズ氏の映像をバックに、新製品の発表を行う米アップルのクックCEO(AP) 9月12日、故スティーブ・ジョブズ氏の映像をバックに、新製品の発表を行う米アップルのクックCEO(AP)

 特別イベントに登場した米アップルの小売り担当上級副社長アンジェラ・アーレンツ氏はこう言い放ちました。

 「われわれは弊社の小売店(アップルストア)を巨大な自社製品と考えています。面白いことですが、われわれは『アップルストア』をこれからお店とは呼ばず『街の広場』と呼びます。なぜなら、あらゆる人々が集う場となるからです」

 どういうことか。具体的には「街の広場」は公共スペースの拡充を中心に、従来の「アップルストア」の約2倍に広さになるといい、アーレンツ氏は人々が「リラックスできたり、友だちと会ったり、週末に地元のアーティストの演奏を楽しむ」ため、屋外に大きな広場を建設すると明言。また、地元の起業家のための会議室なども設置するといいます。

 加えて店内は、従業員が子供から大人まで、あらゆる人々に対し、コンピューターのプログラム・コードの作り方や、アイフォーンなどを使ったカッコいい写真の撮影方法、さらには映画やスマホのアプリの制作方法などを指導する場に。

 こうした指導で“将来、ここからIT分野で活躍する優れた人材が続々、輩出されるように”との思いを込め、指導員の配置拠点であるカスタマーサービスのエリアの呼び名を“天才の森”に変更。一帯には本物の樹木や草花をたくさん植えるといいます。

 米アップルのティム・クックCEOも特別イベントで「ご存じの通り、弊社の小売というものは、常に商品を売るということ以上に、人々が学習したり、インスピレーションを受けたり、交流したりすることを意味している。そして弊社のストアは弊社の新製品を発見したり試したり体験したりする最高の場所である」と述べるなど、「アップルストア」から「街の広場」への衣替えすることの意義を説明しました。

 ちなみに、店舗と街の広場は長きにわたり、お互い並んで存在していました。例えば、古代ギリシャの都市国家にあった公共の広場で、市民の経済や日常生活の中心的役割を担った「アゴラ」がそうです。

 米アップルは「アップルストア」を将来的にはこの「アゴラ」のような存在にしたいと考えているようなのですが、ここまで読んで“アップルストアという名称を街の広場に変えるだけやろ。言葉遊びやん”と思った方も少なくないと思います。

“言葉遊び”どころか…百貨店や専門店が倒産する米国、小売り救世主にアップル

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