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【WOMEN】義足のダンサー「自分の体を追究して表現」森田かずよさん

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【WOMEN】
義足のダンサー「自分の体を追究して表現」森田かずよさん

「表現の可能性を日々、考えながら生きています」と語る森田かずよさん(撮影:齋藤陽道) 「表現の可能性を日々、考えながら生きています」と語る森田かずよさん(撮影:齋藤陽道)

 背骨の側弯(そくわん)や手足の奇形があり、“義足のダンサー”と呼ばれる女性が大阪にいる。森田かずよさん(40)。舞台に憧れ、自ら道を切り開いてチャンスをたぐり寄せ、がむしゃらに歩む。健常者と同じように体を動かせなくても、「ダンサーは自分の体を追究して表現するもの。健常者のダンサーと何も変わりません」と語る。

 スポットライトを浴びながらパイプ椅子に座り、右足の義足を外して再び踊りだす。見る者はそれまでと異なるしなやかで自由な動きに引き込まれる。森田さんの代表作「アルクアシタ」は「義足のある私とない私。2つの体で表現したい」との思いで作られた。

 脊髄などの神経組織が背骨から出る二分脊椎症と側弯症、奇形という重度の障害を持って生まれた。医師から「生きられない」とまで言われたが、健常者と同じ学校に通った。

 人前に立つのが好きで、高校2年のときに見た宝塚歌劇団のミュージカルに憧れ、芸術大学で舞台芸術を学ぼうと決意。しかし、入試担当者から「なぜ障害者が受けるの?」と断られた。ショックは大きかったが、「自分の力でやってやろう」と奮起した。

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