産経WEST

【衝撃事件の核心】「なぜ1匹にできないんや」「命だからです」 マンションのペット“定員オーバー”…住人vs管理組合の法廷バトル

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【衝撃事件の核心】
「なぜ1匹にできないんや」「命だからです」 マンションのペット“定員オーバー”…住人vs管理組合の法廷バトル

ペットは1匹までならOK、2匹目はダメ。そんな管理規約が定められた分譲マンションで、ある入居男性が犬2匹を飼い、再三の注意にも従わなかったことでトラブルに発展した。管理組合側は男性を提訴したが… ペットは1匹までならOK、2匹目はダメ。そんな管理規約が定められた分譲マンションで、ある入居男性が犬2匹を飼い、再三の注意にも従わなかったことでトラブルに発展した。管理組合側は男性を提訴したが…

 そうした中、山本さんは10月開催のペットクラブ臨時総会で、2匹飼育を容認するよう規約変更を提案する。だが出席者からは鳴き声など騒音の観点から、2匹飼い世帯の増加は容認できないとの指摘があり、結局、山本さんの提案は否決された。

 しかし、山本さんは諦めない。今度は11月の管理組合理事会への出席を要望。山本さん側の主張によると当日はこんなやりとりが交わされた。

 組合理事「なぜ1匹にできないんや」

 山本さん「命だからです」

 理事「わしは物やと思っとる。犬を車ではねても器物破損にしかならんのや。法律でもそうなっとる」

 確かに民法上は動産扱いだ。だが山本さんはこの発言に憤った。犬を家族の一員と考えている人にとっては、看過できない言いぐさだというわけだ。

 山本さんと組合側の交渉は物別れに終わり、管理組合は今年に入って、大阪地裁に山本さんを提訴。ペットトラブルはついに法廷闘争に突入した。

「命の尊厳」反論も一蹴

 組合側は訴訟で、山本さんに対し、2匹飼育のみならず、すべてのペットの飼育差し止めを請求。さらに弁護士費用など約90万円の損害賠償も求めた。

 一方、山本さん側は「1匹飼育を認めているのに、1匹にしないからと言っていきなり全面禁止にするのはおかしい」と反論。「命をあげます、もらいますとは簡単にはできない」と生命を軽んじるような組合の姿勢に抵抗した。さらに、同じマンションで、以前は犬と猫の2匹を飼育する住民も許容されていたとして自分だけが問題にされるのは不公平だと訴えた。

続きを読む

関連トピックス

関連ニュース

「産経WEST」のランキング