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【衝撃事件の核心】異臭漂う〝ごみマンション〟から女性遺体 65歳姉ら逮捕…謎に包まれる生活実態

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【衝撃事件の核心】
異臭漂う〝ごみマンション〟から女性遺体 65歳姉ら逮捕…謎に包まれる生活実態

腐敗が激しい遺体が部屋から見つかったマンション。部屋はごみが積み上げられ、大量のゴキブリが出る部屋として住人の間で知られていた=9月1日、大阪府門真市朝日町 腐敗が激しい遺体が部屋から見つかったマンション。部屋はごみが積み上げられ、大量のゴキブリが出る部屋として住人の間で知られていた=9月1日、大阪府門真市朝日町

なぜ遺体を隠し続けたのか

 捜査の焦点となっているのが、遺体が土井さんと仮定して、いつ、なぜ土井さんが死亡したのか、そしてなぜ遺体を隠し続けていたのかという問題だ。

 遺体を遺棄した経緯について、山口容疑者は「家に戻ってきたら家の中で倒れて死んでいた。人目につかないように収納ボックスに入れていた」と供述、死亡への関与は否定している。

 山口容疑者の供述は真実なのか。

 府警は翌2日に遺体を司法解剖したが、腐敗があまりに激しく、死因は不明のまま。身元についても2~3年前に死亡した50~70代の女性と推察されたが、性別すら断定できず、捜査幹部は「解剖結果から、供述の正確性を判断するのは難しい」と話す。

 土井さんには知的障害があり、隣に住む山口容疑者が土井さんの世話をしていたとみられる。土井さんは障害年金を受給していたが、遺体を隠した目的は障害年金の詐取だったわけではなさそうだ。

 門真市によると、土井さんの障害年金をめぐっては、26年夏に市役所に提出しなければならなかった書類が提出されず、同年秋ごろには支給が停止されていたからだ。

 ただ、山口容疑者は、支給停止を受け、土井さんの安否確認をしようとした市役所の職員に対し、「ほかの親族のところに行っている」などと虚偽の説明を繰り返していた。

 山口容疑者が門真署を訪れることになったのも、市職員が接触した別の親族が、山口容疑者に「行方が分からなくなっているのであれば、警察に届けるべきだ」などと強く説得したことが要因だった。

「ごみ少ない部分で寝た」

 近隣住民を悩ませていたごみだらけの部屋の中で、2人はどのようにして生活していたのか。

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