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【衝撃事件の核心】異臭漂う〝ごみマンション〟から女性遺体 65歳姉ら逮捕…謎に包まれる生活実態

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【衝撃事件の核心】
異臭漂う〝ごみマンション〟から女性遺体 65歳姉ら逮捕…謎に包まれる生活実態

腐敗が激しい遺体が部屋から見つかったマンション。部屋はごみが積み上げられ、大量のゴキブリが出る部屋として住人の間で知られていた=9月1日、大阪府門真市朝日町 腐敗が激しい遺体が部屋から見つかったマンション。部屋はごみが積み上げられ、大量のゴキブリが出る部屋として住人の間で知られていた=9月1日、大阪府門真市朝日町

 男性は「なぜこんなにもゴキブリが多いのか不思議だったが、まさか遺体があったとは」と言葉を失った。

 マンションにたびたび出入りしていた男性配達員(20)も「マンションからは汚物のような臭いが漂っていた。今まで嗅いだことのないような臭さだったが、遺体があるとは思わなかった」と顔をしかめた。

 捜査関係者によると、部屋の中に埋もれていたごみの中には約15年前のものもあった。あまりの異臭に捜査員も長時間作業を続けることができず、通常より休憩時間を多くとって作業を続けたという。

突然の行方不明者届

 異臭や害虫の元凶となったのはマンション1階の2部屋。死亡したとみられる土井恵子さんと、死体遺棄容疑で逮捕された土井さんの姉で無職、山口逸子容疑者(65)がそれぞれ住んでいた。土井さんとみられる遺体は山口容疑者が住む部屋から見つかった。

 遺体が見つかるきっかけとなったのは、山口容疑者が8月31日に突然、府警門真署を訪れ、土井さんの行方不明者届を提出したことだった。

 山口容疑者は昼前に同署を訪れ、「平成27年5月に市役所から連絡を受けて(土井さんの)自宅を確認したら、帰宅していなかった。妹には放浪癖がある」などと説明した。

 説明が曖昧で矛盾点も多いため、府警は翌9月1日朝から山口容疑者の自宅を家宅捜索。山口容疑者方の玄関で、収納ボックスの中に入っている遺体を見つけた。ボックス内の遺体はごみ袋に包まれていた。

 府警は遺体発見を受けて同日夜、27年7月ごろから2年以上にわたって、室内に遺体を隠したとする死体遺棄容疑で山口容疑者を逮捕。山口容疑者は「妹の死体を収納ボックスに入れて自宅に隠したことは間違いない」と容疑を認めた。

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