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【ラグビーW杯】関西2候補地、準備着々 日本戦厳しく、訪日客狙って強豪国戦を誘致する作戦に “妙案”どこに?

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【ラグビーW杯】
関西2候補地、準備着々 日本戦厳しく、訪日客狙って強豪国戦を誘致する作戦に “妙案”どこに?

大阪府東大阪市が描く改修後の花園ラグビー場のパース図(同市提供) 大阪府東大阪市が描く改修後の花園ラグビー場のパース図(同市提供)

 ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会は20日で開幕まで2年となった。大会に向け、関西の2開催地、「花園ラグビー場」を抱える大阪府東大阪市、「ノエビアスタジアム神戸」を抱える神戸市で準備が着々と進められている。収容人員の関係で日本戦誘致は難しい状況だが、強豪国の試合を誘致し、訪日客をターゲットにする策に転じた。目の肥えた外国人ファンを魅了し、地元のPRにもつながる“妙案”を打ち出せるかが課題だ。

「ものづくりのまち」、世界に名を広げるチャンス

 W杯は同年9~11月の約1カ月半、全国12会場で試合を開催。日程と試合会場は今秋に決まるが、日本戦や強豪国同士の試合開催には、主催団体が収容数4万人超の会場を求めている。

 東大阪市は平成22年度から誘致を開始した。会場は、市が近鉄から約45億円で譲り受けた高校生ラガーメンの「聖地」で、収容人数は約3万人の花園ラグビー場。照明塔などの新設も必要で改修は不可欠だったが、市が進める約72億円規模の改修では、日本戦の誘致は難しい情勢だ。

 改修費集めにも苦慮した。市が支出できる上限は約41億円で、国も「ラグビー場取得時に補助金は出した」と難色を示したため、野田義和市長は政権にパイプを持つ自民大阪府連幹部の仲介で官邸に何度も直談判。交付金など約29億円を取り付けて資金のめどをつけ、今年2月に着工した。

 また、歓迎ムードを高める策は会場決定前から着々と実施。市職員の制服にラガーシャツを導入したり、最寄り駅からラグビー場までの道を「スクラムロード花園」と名付けてまちおこしするなどしてきた。

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