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【エンタメよもやま話】「『東大に入る子』は5歳で決まる」があぶり出した日本の教育危機 ゆとり教育の後遺症、スクールカースト…

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【エンタメよもやま話】
「『東大に入る子』は5歳で決まる」があぶり出した日本の教育危機 ゆとり教育の後遺症、スクールカースト…

東大合格における幼児教育の重要性を説く話題の1冊「『東大に入る子』は5歳で決まる」(和田秀樹著、小学館)https://www.shogakukan.co.jp/books/09388536 東大合格における幼児教育の重要性を説く話題の1冊「『東大に入る子』は5歳で決まる」(和田秀樹著、小学館)https://www.shogakukan.co.jp/books/09388536

 さて、今週の本コラムは、かなり久々となる話題の1冊、それも教育に関するお話でございます。

 “お受験”に邁進(まいしん)している親御さんでなくても、この人の名前を知っているという方は少なくないと思います。佐藤ママ。今春、長男、次男、三男、長女の3男1女の4人の子どもたち全員を、東京大学の中でも最難関といわれる医学部コース・理科III類に入学させた奈良県在住の専業主婦、佐藤亮子さんです。

 ご自身で教育書も執筆するなど、そのミラクルな教育法がメディアでもたびたび取り上げられているわけですが、当たり前のことながら、子供たちを東大に合格させるのは、単に教育費を湯水の如くつぎ込むといった簡単なことではありません。というか、いろいろと特殊なノウハウがあるようで、とりわけ、子供たちが小学校に入学するまでの幼児教育に重要なポイントが潜んでいるようなのです。

 そんなポイントについてまとめた1冊が登場しました。「『東大に入る子』は5歳で決まる」(著者・和田秀樹氏、小学館、1300円+税 https://www.shogakukan.co.jp/books/09388536 )。というわけで今回の本コラムでは、「“根拠ある自信”を育てる幼児教育」との副題が付いたこの1冊と、本書があぶり出す日本の教育問題についてご紹介いたします。

▼小学館「『東大に入る子』は5歳で決まる」紹介ページ(外部サイト:https://www.shogakukan.co.jp/books/09388536 )

◇   ◇

■東大に受かる子供…「4月、5月、6月に生まれた」

 本書はまず、帯に書いてあるように<「詰め込み教育」は子供によくない><「先取り学習」は不要><幼児教育にはお金がかかる><英才教育には先生が必要><勉強には子ども部屋が必要><ごほうび・モノで釣る教育はいけない>といった、これまで、子供の教育に良いとされてきた常識を全て<まちがい>と断言。

 そのうえで<長いあいだ受験指導をしてきて、東大に受かる子供は明らかに4月、5月、6月生まれが多いと感じています。学習塾の経営者やその他の教育関係者に聞いてみても、皆さん同じことを言います>という意外な事実を明かします。

早生まれは「不利」…その理由は単純で

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