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【台風18号】大分、宮崎の避難指示13万人超に 佐伯市では一部孤立も

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【台風18号】
大分、宮崎の避難指示13万人超に 佐伯市では一部孤立も

 大野川の氾濫で浸水した大分市内の家屋から、消防のボートで救助される人たち=17日午後6時42分  大野川の氾濫で浸水した大分市内の家屋から、消防のボートで救助される人たち=17日午後6時42分

 台風18号が上陸した九州では17日、河川が氾濫したり民家が浸水したりし、大分、宮崎両県の計7市町が計約6万世帯の13万3千人超に避難指示を出した。熊本市では避難所の入り口で70代女性が転倒し、頭に軽い打撲を負った。

 大分県で避難指示を出したのは佐伯、津久見、臼杵の3市。佐伯市で民家の裏山が崩れたほか、床上浸水が発生。同市を流れる番匠川が氾濫した。土砂崩れや冠水で県道などが通れなくなり、本匠地区の一部が孤立状態となった。津久見市では、床下が浸水したとの通報が消防に寄せられた。

 大分市でも大野川が氾濫。帰省先の実家が浸水し2階で身動きが取れなくなった藤井捺美さん(26)は、消防のボートで救出された。「怖かった。家族が無事で良かった」と、ぬれた服のままで体と声を震わせた。

 宮崎県では宮崎、延岡の2市と日之影、門川の2町が避難を指示。2市で民家の屋根瓦が飛散したり、道路が冠水して濁った水が住宅街にあふれたりといった被害があった。

 共同通信の集計では17日午後4時現在、九州7県で少なくとも計5千人が避難。大分県で約1200人、宮崎県で約1300人が公民館などへ逃げた。

 九州電力によると、長崎県を除く九州6県で、最大約3800戸が停電。JR九州によると、九州新幹線が熊本-鹿児島中央間で始発から同日午後6時すぎまで運転を見合わせたほか、終日運休する在来線の特急列車もあった。

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