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【絵ハガキ時空散歩】「日本三稲荷」の一つに数えられる瓢箪山稲荷神社

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【絵ハガキ時空散歩】
「日本三稲荷」の一つに数えられる瓢箪山稲荷神社

瓢箪山の麓に鎮座する瓢箪山稲荷神社 瓢箪山の麓に鎮座する瓢箪山稲荷神社

 立派な大鳥居の奥に続く一本道の先には、さらに小さな鳥居が見える。これは大阪府東大阪市にある「瓢箪(ひょうたん)山稲荷神社」の参道である。大鳥居の手前の道は、数ある高野街道の中で最も東の東高野街道で、現在は国道170号となって、周囲の風景も大きく変わっている。

 瓢箪山稲荷神社はその名の通り、瓢箪形に盛り上がった丘の麓(ふもと)に鎮座している。天正11(1584)年、豊臣秀吉が大坂城築城の際に、巽(南東)の方三里の鎮護として、伏見城から「ふくべ稲荷」を勧請した古社であり、「日本三稲荷」のひとつにも数えられている。

 この絵ハガキで、道の奥の左右にぼんやりと浮かび上がっているのが瓢箪山。こちらは神社よりも歴史が古く、6~7世紀に造られた山畑古墳群のひとつで、「瓢箪山古墳」と呼ばれている。(地域史研究家 生田誠)

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