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【今週の注目記事】中国人組織の“爆買い”詐欺 アップルペイ悪用、留学生「買い子」グループが暗躍

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【今週の注目記事】
中国人組織の“爆買い”詐欺 アップルペイ悪用、留学生「買い子」グループが暗躍

アップルベイを悪用した詐欺事件の構図 アップルベイを悪用した詐欺事件の構図

 日本では昨年10月の導入以降、対応するカード発行会社が急増している。

 捜査関係者は「犯罪組織はアップルペイのセキュリティーの脆弱性につけ込んでいる。一度、カード情報が登録されてしまえば、犯人側は“バリア”に守られることになる」と指摘する。

 大阪の事件では日本人男女8人のカード情報が不正使用された。一体、情報はどこから流出したのか。

バイアグラ購入試み…

 府警によると、流出した可能性が高いとみられるのが、カード情報を盗み取る「フィッシングサイト」と呼ばれる偽サイトだ。

 被害者8人のうち数人は、未承認の医薬品を販売する2つの偽サイトで、バイアグラや育毛剤をカード決済で購入しようとしていた。捜査関係者は「特定のカード発行会社の情報が抜かれていた」と明かす。

 サイバー犯罪に詳しい摂南大の針尾大嗣准教授(情報学)によると、偽サイトの特徴としては、(1)不自然な日本語表記(2)会社の所在地が不明(3)商品の値段が安過ぎる(4)国際郵便で商品を発送することになっている-などがあるという。

 偽サイトだけではなく、中華料理店などでカード決済する際に個人情報を盗まれるケースもあるといい、針尾准教授は「身に覚えのない請求に早く気付けるよう、カードを使った買い物は少額でもしっかりと記録しておくべきだ。カード発行会社の保険サービスを確認するなど、被害を最小に抑えるための予防策を取ったほうがいい」と注意を呼びかける。

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